お知らせ

2013/08/12 株式会社小田原エンジニアリングのローヤル電機株式会社の株式等公開買付けに関するご報告

                                           平成25年8月12日

お取引先様各位

                                     株式会社多賀製作所

                                     代表取締役社長

                                     加藤 洋一

ローヤル電機新候補者による公開買付けに関するご報告

謹啓 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

去る1月25日に、㈱大阪証券取引所JASDAQ市場(7月16日付けで㈱東京証券取引所(以下「東証」という)に統合)における適時開示情報「当社親会社である小野ホールディングス株式会社の会社更生手続開始の決定に関するお知らせ」を公表して以来、これまでの間、多くのお取引先様からたくさんのお問い合わせを頂戴し、皆様方には大変ご心配をお掛けいたしました。ようやくローヤル電機グループにとりましても望ましい友好的な公開買付者(新親会社候補者)と巡り合うことができ、本日8月12日、ローヤル電機株式会社(以下「ローヤル電機」という)と株式会社小田原エンジニアリング(以下「小田原エンジニアリング」という)が上場しております東証JASDAQ市場に適時開示されましたことをご報告申し上げます。

<(ご参考)本日開示しました東証JASDAQ市場における適時開示情報>

・「ローヤル電機株式会社株式等に対する公開買付けの開始に関するお知らせ」

開示者:株式会社小田原エンジニアリング

URL:https://www.release.tdnet.info/inbs/140120130810012621.pdf

・「株式会社小田原エンジニアリングによる当社株券等に対する公開買付けに関する賛同意見表明のお知らせ」

開示者:ローヤル電機株式会社

URL:https://www.release.tdnet.info/inbs/140120130812012889.pdf

上記適時開示の通り、小田原エンジニアリングによるローヤル電機株式等に対する公開買付けが順調に進みますと、9月9日に公開買付け期間が終了、9月17日開始の決済等ののち、小田原エンジニアリングがローヤル電機の新しい親会社となりますことを予定しております。なお、本公開買付けは、更生会社小野ホールディングス株式会社が所有するローヤル電機発行済み株式数の67.20%を買付予定数の下限としておりますので、ローヤル電機は小田原エンジニアリングの連結子会社となりますが、上場廃止を企図するものではあませんので、従来通り、東証JASDAQ市場における上場を維持する予定であります。

また、株式会社多賀製作所はローヤル電機の子会社を維持し、小田原エンジニアリングの孫会社となる予定をしております。

小田原エンジニアリングは、家電、自動車、産業機器、OA・AV機器等向けに世界中に広がるお客さまの生産性アップ・省力化に貢献することを経営の基本方針としているモーター用巻線設備の総合メーカーであり、強固な収益・財務基盤を保有していますが、本公開買付けによるローヤル電機連結子会社化を機に、ローヤル電機グループとの営業・製造・技術・人材等でシナジー効果を最大化し、両社グループの強みを融合することにより、さらなる事業規模の拡大・企業価値向上を図ることが出来ると考えております。

ローヤル電機グループにとりましては、小田原エンジニアリングの巻線機の自動化技術導入による生産性向上が期待されるほか、小田原エンジニアリングと同業である弊社とは製品や取引先の重複が少ないため、技術の融合やクロスセルによる新製品の開発や業容の拡大も期待されます。また設計の標準化・モジュール化を促進させることで、原価低減、納期短縮化、アフターサービスの充実化などのシナジー効果も期待され、中長期的な企業価値向上を図ることができるものと考えております。

以上のことから、今後、一層の事業基盤強化と発展が期待できるものと確信しております。

役職員一同、これを機に皆様のご期待にお応えできるよう、一意専心努める決意でございます。何とぞ、従来に増してのご用命、ご利用を賜りますようお願い申し上げます。

 まずは、略儀ながら書中をもってごあいさつ申し上げます。

                                                 敬具

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